Vol.26, 2002-5
- 騒音調査の初心者です。どんな本を読めばいのでしょうか。
(調査会社社員) -
(綜合技術 三宅龍雄)
初心者や一般の人を対象とした書籍として「公害防止の技術と法規 騒音編」(監修:通産省環境立地局)があります。これは、騒音の基本的特性から測定技術、騒音防止技術まで簡潔にまとめられており、公害防止管理者資格認定講習用テキストとしても用いられています。また、交通騒音や工事騒音、工場騒音などの騒音源特性などを知る上では「地域の音環境計画」(日本騒音制御工学会編、1997)、室内外の音の伝搬などを知る上では「建築・環境音響学」(前川純一著、1990)が参考になります。
当学会の頒布資料には「騒音・振動技術の基礎と測定」(平成13年度講習会テキスト)があります。当学会のホームページ(https://www.ince-j.or.jp)にアクセスされると騒音・振動についての情報が入手できます。