日本騒音制御工学会は、騒音・振動およびその制御に関する学術・技術の発展と普及を図り, 生活環境の保全と向上に寄与いたします

公益社団法人 日本騒音制御工学会

会員コラム

(株)アイ・エヌ・シー・エンジニアリング/(株)荏原製作所 会社紹介 (Vol.40 No.3)
株)アイ・エヌ・シー・エンジニアリング/(株)荏原製作所 会社紹介

(株)アイ・エヌ・シー・エンジニアリング/(株)荏原製作所 会社紹介

株式会社アイ・エヌ・シー・エンジニアリング(INC) 会社紹介

 当社は,社会的に公害問題が顕在化し,関連法が整備(公害対策基本法,騒音規制法,振動規制法など)される時代背景の中,1975年(昭和52年),騒音・低周波音・振動防止の総合推進を図るため,石川島播磨重工業㈱(現㈱IHI)の技術本部技術研究所音響グループと航空宇宙事業本部ジェットエンジン試運転装置グループの業務を統合して設立されたIHI防音センター(田無)が母体になっています。日本騒音制御工学会が発足した翌1977年(昭和52年)石川島防音工業㈱(新宿三井ビル)として設立されました。その後,1997年(平成9年),創立20周年を期に社名を英語表記Ishikawajima Noise Controlの頭文字から㈱アイ・エヌ・シー・エンジニアリングと改名、現在に至っています。途中、1982年(昭和57年)、本社事務所を新宿龍生堂大久保ビルに移転しています。

管理室(総務部(総務・人事Gr、安全衛生Gr)、財務部、調達部、生産管理部)、品質保証部(品質保証Gr、検査Gr)、営業本部(第1営業部(民需)、第2営業部(官需))、技術本部(環境技術部、機械システム部、電気計装システム部、プロダクトサポート部、技術管理Gr、製品企画Gr)、工事本部(建設部、瑞穂事業所)等から構成され、下記事業を展開しています。

1.騒音・超低周波音・振動防止対策コンサルティング

2.騒音・超低周波音・振動防止装置の設計・製作・据付工事

3.水中音響・海底振動の測定・調査・試験・研究

4.航空機エンジン運転設備の設計・製作・据付工事

5.航空・宇宙関連試験設備の設計・製作・据付工事

6.環境保全設備(粉塵計測装置・廃水浄化設備等)の設計・製作・据付工事

(登録事項:音圧レベルに係る計量証明事業登録,振動加速度レベルに係る計量証明事業登録,建設業登録(建設工事業・内装仕上工事業・鋼構造物工事業,機械器具設置工事業・電気通信工事業),一級建築士事務所登録)

私たちは幅広い技術(音響・振動、熱・流体、構造、機械・装置、建築・土木、電気・通信・制御等)を有した「専門家の集団」です。お客様の視点で考え,常に先進技術に挑戦して新たな目で業務を見直し,問題を見つけ解決していく改善活動を実施し,各自の資質を高めるスパイラルアップの活動を推進するなかで全社員のベクトルを揃え,お客様に信頼される環境に優しい製品とサービスの提供を心がけています。「技術をもって社会の発展に貢献する」の経営理念のもと,「エネルギーと環境の未来に貢献する」企業を目指しています。ホームページ:http://www.ihi.co.jp/inc/

井上保雄

株式会社荏原製作所 会社紹介

 当社はポンプメーカーとして設立され、2012年に創業100周年を迎えました。現在は、風水力事業、環境事業、精密・電子事業の3事業を柱に、ポンプや送風機などの機械製造、ポンプ場の設計・施工、焼却プラント・水処理プラントの建設・運営、半導体製造装置の製造などを行っています。これらの機器や設備は、一般の方の目に留まることは少なく、社会インフラや産業を下から支える役目を担う会社と言えるかもしれません。

 騒音規制法が制定され、公害問題への関心が高まる頃、防音の専門部門が社内に設置され、現在もポンプ場や道路トンネル換気設備の騒音検討・対策・調査などの業務を担当しています。河川の洪水を防ぐポンプ場には大容量のポンプを駆動する大型ディーゼルエンジン、トンネル換気設備にはトンネル内を換気する大型送風機、といった騒音源があります。騒音対策が必要なことも多く、自社製のエンジン排気用サイレンサ、換気用サイレンサ、固体伝搬音対策用パネルなどの製品も設計・施工しています。

 ゲリラ豪雨による都市部の洪水対策などのインフラ整備への技術提供は、今後も当社の重要な使命と位置付けています。設備の運転に伴い建物から発生する固体伝搬音の予測・対策など、技術的な課題も残っており、解決に向けた技術開発に取り組んでいます。

 産官学の技術者・研究者が集まる当工学会は、音響的な事象だけではなく、音に関する様々な立場や考え方への理解を深めることができる貴重な存在です。会員の皆さまとの技術交流で勉強させて頂いたことを、これからも社会インフラ整備の場における音環境の保全に生かしていきたいと思います。

図-1 道路トンネル換気設備へのサイレンサ設置例

松田道昭

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