日本騒音制御工学会は、騒音・振動およびその制御に関する学術・技術の発展と普及を図り, 生活環境の保全と向上に寄与いたします

公益社団法人 日本騒音制御工学会

会員コラム

騒音制御工学会に思うこと(Vol.27 No.6)

騒音制御工学会に思うこと

本会について思うことと題しましたが、私自身と本会の関わりをふり返り、わたしの勝手な期待を書いてみようと思います。

さて、私は、日本騒音制御工学会に入会したのは20代前半だったと思います。かれこれ20年が経ちました。その間、本会から自分と関わりある音響分野について数多くの情報をもたらして頂いたと思います。当時は、これら専門に関する情報公開の場は非常に限られていたため、本会から提供される調査・解析データや新工法・新技術の情報は、私のような実務担当者に大変役立つものばかりでした。わたしは、情報収集の場として大いに活用させてもらいました。その後は、私自身も本会の研究発表会や論文投稿の機会も得るようになり、情報を受信する側だけでなく、発信側として活用させていただくようになりました。

現在、本会の研究発表会も年2回となり、ますます情報発信としての役割が大きくなったと思います。  会員の構成比はわかりませんが、この機会に若手技術者の発表会への参加も企業側として積極的に勧めていきたいと思います。近年、社会的に「透明性」,「説明性」などが叫ばれる中、私たち実務担当者としても、単に一企業の提案にとどまるのではなく、公表された技術・工法を積極的に採用すること、または自らの技術を公表することにより妥当性、信頼性を高められること等欠かせない状況であると考えています。

以上を踏まえ、今後4つの観点で本会との関わりをもって行きたいと思います。

    1. ・新技術等の情報収集

・研究発表会などを通じた若手技術者の教育

・信頼度の高い文献データの確保

・妥当性のある測定方法・対策技術の把握

 

そこで、本会に期待するのは、要素技術や基礎研究も含め、実用性の高い研究をこれまで通り数多く紹介してほしいこと、新技術等の効果検証データを紹介してほしいこと、若手技術者や研究者が参加できるワーキングなどの開催、国内外の動向も含めた、騒音・振動分野の最新情報の提供などをお願いしたいと思います。なお、個人的なお願いがあります。春の研究発表会は、現在4月上旬に開催されていますが、せめて4月末か5月に時期をずらしていただけると、参加できる可能性がもう少し高まるように思います。

今後とも、日本騒音制御工学会が、騒音・振動分野の情報発信の核になっていただけるものと期待は膨らむばかりです。

(株)オリエンタルコンサルタンツ 石川賢一

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