日本騒音制御工学会は、騒音・振動およびその制御に関する学術・技術の発展と普及を図り, 生活環境の保全と向上に寄与いたします

公益社団法人 日本騒音制御工学会

会員コラム

研究部会紹介(Vol.26 No.6)

研究部会紹介

2002年6月から,研究部会の部会長を務めております。研究部会は,「騒音及び振動の制御に関する学術・研究の発展と普及を図り,もって生活環境の保全と向上に寄与する」ことを目的とした本学会にあって,(1)技術的調査・研究の推進,(2)ISO,IEC,JIS等の規格の立案と審議,(3)その他,学会の技術的,学術的問題を担当する部会と位置づけられています。

この研究部会の特徴は,その傘下に,多くの分科会を持っていることです。現在,遮音,床衝撃音,環境騒音振動行政,騒音伝搬,不思議音,低周波音,作業環境騒音,アクティブコントロール,サウンド・アメニティ,騒音ラベリング,環境振動評価,道路交通騒音等,家庭用設備機器発生音測定法,道路交通振動予測式作成の計14分科会を擁しております。これら個々の分科会活動の様子は,折に触れてこの会員コラム欄で紹介されてきましたし,また,今号には簡単ですが,研究部会報告として,各分科会の昨年の活動が掲載されています。研究部会自体は,年に4回程度の会合を持ってきていますが,各分科会は,それぞれ自由な活動を行っています。本部会は,このように,分科会活動を基礎としたボトムアップ型の運営を特徴としてきました。

しかし工学会発足から四半世紀以上が経過し,ボトムアップ型の運営だけでは,必ずしも十分ではないとの認識から,2002年春からは,これらのうちのいくつかの分科会を担当分科会としつつも,研究部会が企画に責任を持つ形で春期研究発表会が発足しました。つまり,秋がいわばなんでもありの,自由な研究発表討議の場とすれば,春は研究部会がコーディネートするスペシャルセッション形式の研究発表会ということです。現在,研究部会では,更に秋の研究発表会をより魅力あるものとするためには,どのような運営形態をとればよいのか,真剣な討議を行っております。

更に,橘会長(研究部会員でもあります)の提案により,騒音に関する問題を自由に討議できる「懇談会」発足に向けた準備を行っています。これは,研究発表会よりも自由な雰囲気で意見交換が行え,結論を出すと言うよりも,継続して活発な議論ができる場を持ちたいという問題意識によるものです。

このように,研究部会は,徹底した実学の視点から騒音制御をとらえてゆく本学会にあって,技術的・学術的な基礎・基盤を形作るための重要な責務を負った部会です。部会員一同,この自負を持って部会の運営に当たっておりますので,会員各位の更なるご理解・ご協力をお願いいたします。

(東北大学電気通信研究所 鈴木陽一)

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