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公益社団法人 日本騒音制御工学会

会員コラム

平成13年度大都市騒音振動主管担当者会議開催(Vol.25 No.6)

平成13年度大都市騒音振動主管担当者会議開催

平成13年10月 4日~ 5日,札幌市において標記の会議が,札幌市,仙台市,千葉市,東京都,川崎市,横浜市,名古屋市,京都市,大阪市,神戸市,広島市,北九州市,福岡市の各政令指定都市の全構成機関が参加し,来賓として環境省の関係職員のご出席を得て開催されました。

当該会議は,昭和49年10月に第 1回の会議が開催され今回は第31回になりますが,毎年その時代の課題となっている騒音振動問題について行政現場の立場から活発な議論や意見交換がされております。

今回は,平成12年 4月から騒音規制法により都道府県知事,政令指定都市の長等に自動車騒音の常時監視が義務付けられ面的評価を行うことになりましたが,これをテーマに第1の議題を「道路騒音面的評価の取組み状況と市民公開のあり方」として各都市より自動車騒音の調査実績や今後の調査計画,GISを活用した面的評価システムの構築の進行状況,パンフレットの作成やホームページなどによる市民公表等について報告があり,それぞれの問題点を抽出するなどして真剣な討議,意見交換が活発に行われました。

第2の議題は,各都市において従来の公害防止の観点のみならず,より良好な生活環境の確保を図る観点から現行の騒音規制法等では対応が困難な騒音発生源について現況の条例を改正して新たな規制を行おうとする動きがあることから,「条例改正に係る騒音防止対策に対する検討について」をテーマとして深夜営業飲食店,拡声機放送,開放型事業場の騒音規制について各都市から現況報告の後,今後の規制方法等について討議,意見交換が行われました。 また,時間の関係で当日討議ができない課題については「承り事項」として紙上で意見交換をしますが,主な項目としましては道路交通騒音関係が最も多く,次に低周波音関係で,続いて大規模小売店舗立地法など12項目が各都市から提出されていました。 なお,低周波音関係については今日的課題であり,これも議題に準じて活発な意見交換が行われました。 また,環境省から来賓として環境管理局自動車環境対策課から野田主査,大気生活環境室から佐野環境事務官にご出席を頂き,各議論に講評を頂いた後,野田主査から「自動車騒音に係る常時監視の現状について」,佐野環境事務官から「低周波音問題について」の講演があり,盛況の内に会を閉会しました。

(行政分科会主査 沖山文敏)

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