日本騒音制御工学会は、騒音・振動およびその制御に関する学術・技術の発展と普及を図り, 生活環境の保全と向上に寄与いたします

公益社団法人 日本騒音制御工学会

会員コラム

中村ひさおさんが個展を開きました(Vol.23 No.5)

中村ひさおさんが個展を開きました

当学会の会員で、音環境デザインをライフワークとして実践されている中村ひさおさんが横浜・港の見える丘公園近くにある、岩崎ミュージアムで個展を開きました。中村ひさお展・夏のささやき<音の原風景を見つめて>と題したもので、7~8m四方の部屋の床や天井にスピーカーを設置し、中村さんの子供のころの印象に残っている音をソースに音風景が創作されていました。部屋の中央部にはファインアート作家で、中村さんの友人でもある赤岩保元さんが作成した紙粘土の夕顔が100個ほどつるしてあり、音風景を際だたせる演出となっていました。

個展を開くにあたり、中村さんは次のように述べておられます。「人は誰しも原点となる音風景を持っています。それは自分の中に眠っているやさしい記憶なのかもしれません。夏のひととき、私の音の原風景を体験して下さい。耳慣れた音たちを、集めたり、並べたり、広げたり、切り取ったりしながら岩崎ミュージアムという空間に私の心の中の風景を表現します。」

聞こえてくる音は、小川と小さな土手で聞こえる音といったところでしょうか。せせらぎの音、小鳥の声、汽車の音、犬の声、カエルの声等がきこえます。多チャンネルで再生されているので、部屋の中を移動すると川面の近くのイメージ、土手に上った時のイメージなど工夫が凝らされていました。

個展は、1999年7月20日から8月1日まで開催されました。

(神奈川県央行政センター 堀江侑史)

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