公益社団法人 日本騒音制御工学会

環境騒音振動行政分科会 2016年度報告

平成28年度は条例の比較検討、苦情処理相談書式の作成、シンポジウム開催を企画実施した。 条例の比較検討では、騒音をキーワードに検索を行い、環境(公害)条例の他農業や補助金算定のための基準など様々な分野に渡り制定されていることを把握し、都道府県環境条例を取り上げて比較検討を行った。今後は地域の特徴や制定経緯等を明らかにし効果検証に向けて検討することとした。地方公共団体を対象にした苦情処理相談を行っているところであるが、受付に当たっての書式を作成し、できるだけ速やかに対応することとした。 航空機騒音は広域にわたる行政課題であるが、環境アセスメントのように環境影響のみをピンポイントで検討せず、広い視点で課題をみる機会はない。そこで空港施設開発がもたらすもの、航空機騒音に関する情報や環境基準、地方自治体の取り組みを紹介しつつ、広い見地から住民の空港等に対する理解の促進について考えるとし、シンポジウムを平成29年2月20日に開催した。参加者は、行政、コンサル、空港関係者、住民など様々な立場の方から参加頂けた。 騒音振動担当者に対するアンケート調査結果
 

シンポジウムを開催しました

 交通騒音に対する住宅の遮音性能―航空機騒音対策を例にして

近年、空港機能強化のために滑走路の増設や運用方法等の変更が検討されており、環境影響評価の手続きも現在進められています。シンポジウムでは、法に基づく防音対策や条例による住宅建築事業者への遮音設計の義務づけなどの取り組みの紹介から、戸建て住宅の遮音設計(建物内外の音に対する遮音)、窓ガラスの設計及び設計に至るまでの調査等の紹介、防衛施設周辺における防音対策の考え方について講演頂きました。パネルディスカッションでは間欠騒音に対して満足度の高い遮音とは何かについて検討が行われ、体験による情報提供は効果的であり、行政による遮音に関する取組や体験以外のわかりやすい情報提供の必要性について討論されました。

 

2017年度委員

主査 門屋 真希子 芝浦工業大学
幹事 桑原 厚 松戸市環境部環境政策課
委員 東 靖浩 千葉県環境政策課
石井 晧 千葉県環境評議会
石井 貢
石橋 雅之 千葉県環境研究センター
今泉 博之 (国)産業技術総合研究所地圏環境評価RG
内田 英夫 エヌエス環境㈱東京支社
大塚 定男
大橋 英明 千葉県環境研究センター
沖山 文敏 (株)オリエンタルコンサルタンツSC事業本部環境部
鴨志田 均 川崎市環境局環境対策部大気環境課
菊地 英男
塩田 正純 SCCRI静穏創造研究所(技術士事務所)
瀬林 伝 環境省環境カウンセラ-
高木 公明
樋田 昌良 名古屋市環境科学研究所
福原 博篤 瀋陽薬科大学、㈱エーアール
藤原 衛 新潟県保健環境科学研究所
堀江 侑史 (公社)日本騒音制御工学会
町田 哲 長野県環境保全研究所
松島 貢 (公社)日本騒音制御工学会
松戸 孝雄 松戸市総合政策部政策推進課
水田 智 八千代エンジニヤリング株式会社
横島 潤紀 神奈川県環境科学センター
脇長 真文 大和市基地対策課
高津 熟

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